介護職は3K?このことを皆さんはどう思いますか?

介護職って現場仕事で結構たいへんですよ

今日は、看護婦と利用者さんの扱い方について意見がすれ違い、話し合ってみたのですが、お互いバックグラウンドがちがうため、平行線で解決ができません。医療目線で話す看護婦に、介護目線で話す私。よく考えてみれば、お互い正しいことを言っているのですが、看護婦にとっては、介護職は自分より格が下と思って接しているのでしょう。話し方が上司気取りです。しかし、利用者さんのことを考えれば私も譲れないところなので、今度はほかの職員の力も借りて話し合っていこうと思います。

先ほど話したように、介護職は看護職の下と見られがちです。医師と看護職の役割が違うように、介護職も違います。看護職の皆さんは、3Kと言われていた自分たちの仕事を専門職として発展させ、今では人気の仕事の一つに発展させてきました。

しかし、介護職は、看護職のように免許が必要というわけでもありません。身近なところでいえば、家族間で介護を担うこともできます。介護福祉士や、社会福祉士などは名称独占といい、資格を持つことでその名前を名乗ることができる職種です。一般の方の介護と違い、医療や福祉などの専門的な知識を持ち、身体介護においては利用者にも自分にも負担の少ない介護を身につけます。また、実践を積み上げていくことで経験を重ね、いろいろな状態の利用者にもっともよいと思われる介護を展開していくことができます。  

しかし残念なことに、介護職の質を落とすような遊び半分に利用者の動画をネットにアップしたりする事件が報道されるときもありますし、待遇が悪いためなのか、自分には信じられない虐待を行ったという事件もあります。

もっと介護職の待遇をよくしたいと思うのなら、専門性を磨いていかなければなりません。全国には尊敬に値する素敵な介護士さんたちがたくさん活躍されています。いつか自分もそうなれるよう、日々努力していきたいものです。