褥瘡の処置を見たら、、、もぞもぞぎゅっぎゅ

先日久しぶりに入浴業務をして思ったのですが、皆さん褥瘡ってみたことがありますか?

普段ショートステイの担当だと、比較的元気な利用者さんが多いため、褥瘡を持つ利用者さんをこれまた久しぶりに拝見しました。

 

褥瘡は、介護者が体位交換を怠っているためにできるといわれることもありますが、しかし、いくら寝返りのお手伝いをしても、筋肉が落ちて、骨が出てきてしまった利用者さんやの褥瘡好発部位(仙骨、かかと、おしりなどが多いです)に発生してしまうことがあります。

初期段階では、圧迫を受けた部位が赤くなります。そのまま圧迫し続けると水疱や紫斑が現れ、浅い褥瘡では浅いびらんがみられるようになります。さらに進行した深い褥瘡では急性期を過ぎたころに創面が徐々に黒ずんで、壊死組織が明らかになり、慢性のものでは、創が洞穴状に皮下に拡大するポケットを形成する場合もあります。感染があると悪臭を伴うことがあり、体力が衰えていると褥瘡の感染が全身的な感染を引き起こすこともあるので注意が必要です。

 

施設では割と、初期の褥瘡のうちに発見し、その状態にあった処置を施し悪化する前に治すことができていたのですが。。。

 

今回拝見した利用者さんは、栄養状態が思わしくない様子で、褥瘡ステージがかなり進んでいました。処置してあるガーゼを見ると、教科書で見たような褥瘡ポケットが現れました。それを水道水できれいに洗い、余分な組織を洗い流します。洗い流していて思うのですが、あの創傷の状態の利用者さんは痛くないのかなー。自分がけがをして皮膚がえぐれ、そこに水を当てている感覚を思い出し、もぞもぞしてしまう私です。利用者さんは、寝たきりで意思表示を表せない様子で、目は開けているのですが水を当ててもピクリともしません。看護師は、処置のため褥瘡部をコットンやピンセットを使い処置をしていくのですが、もう見ている私は、感じないはずの痛みを感じ、もぞもぞぎゅっぎゅ・・・。

 

やっぱりブログを書いていても思い出して、体の奥底がもぞもぞとしてきて、胸がぎゅっぎゅしてしまいます。

 

もぞもぞぎゅっぎゅ したい方は

「褥瘡 画像」で検索!閲覧注意ですよ!!